シンプルな家づくりのコツ｜注文住宅でsimpleな間取りやデザイン性のある外観や外壁【工務店施工事例】

シンプルな家の特徴を一言でいおうとしても、さまざまなタイプがあり、決まりはありません。

でも、凹凸がない外観、モノトーンカラーを取り入れた外壁で箱のような形のモダンな住宅は人気が高いです。スクエアなシルエットは、シンプルそのもの。白い壁やコンクリート打ちっぱなしなどスタイリッシュで無機質なイメージもあります。

外構に、庭木や植物をアクセントにすると、自然と調和したおしゃれな外観に仕上がります。

シンプルな家は、全体に物が少なくすっきりと片付けられた印象の人が多いのではないでしょうか。内装や、インテリアは極力シンプルに。無駄のないスタイリッシュな内装がシンプルな家の特徴です。

物は必要なものだけ、必要最低限の物だけで暮らすことができれば、動線もコンパクトになり、掃除もしやすくなります。

内装は、限られた色のみを素材にも統一感を出して、バランスよく配置。モノトーンカラーを組み合わせるとすっきりしたイメージの内装に仕上がります。

シンプルな家に仕上げる最大のポイントは、空間デザインにあります。無駄のない空間だからこそ、建築物のよさや美しさが重要視されるからです。構造材やドアなどの建具、部材のラインや角を揃え、すっきりとした空間バランスを整えます。そのためには、ミリ単位のデザインや設計をする必要があります。

間取りは、余計なものをそぎ落として極力余分な壁を減らしましょう。壁、床、建具、インテリアを選ぶときは、空間のバランスが合うかどうかを重要視してプランを立てましょう。

シンプルな新築住宅にするためには、光と影のデザインも大切。窓から入る自然光もデザインと考えて住宅に取り入れましょう。部屋の壁、建具、床、家具などの素材に当たる光と影が、シンプルな家をよりスタイリッシュで開放的に仕上げます。自然光を取り入れるには、中庭をつくるのもおすすめ。プライバシーを確保しながらも、室内に光と風が通りやすくなり快適に。ロの字型の中庭であれば、外観はシンプルになりますよ。

シンプルなデザインは、光と影をデザインすることで完成度が高まります。

カラーや素材に統一感を持たせることで、よりシンプルな家が心地よく感じるはずです。カラーは、極力シンプルにモノトーンで統一。アクセントは、建具やインテリアの形状や素材でつくります。素材にも統一感を持たせましょう。ステンレスなどの素材を使えば、無機質な質感になり、かっこいいインダストリアルなイメージにも。無垢材を使用するなら、木の素材やグレードを統一しましょう。カラーや素材にこだわりながらも、無駄を省くことで、スタイリッシュな空間に仕上がるのです。

シンプルな家の人気の形として箱型があげられます。総二階の住宅であれば、1階と2階の柱や位置を揃えることで、さらにシンプルに磨きがかかります。総二階の箱型住宅は、構造的にも耐震性があり、建築の価格も抑えられる傾向になるのでおすすめです。

シンプルな家の大きなメリットはコストが抑えられるということです。シンプルな家の外観として、箱型があげられます。家の形は、外周に凹凸があるほど建築コストがあがります。そのため、シンプルな家の箱型は、コストが極力抑えられる傾向に。耐震性も強いので一石二鳥です。

また、無駄を省くのがシンプルな家の特徴。必要以上の延べ床面積はなく、コンパクトでシンプルに暮らせるからこそ、建築コストが抑えられます。

凹凸や装飾の少ないシンプルな家は、外壁塗装や内装張り替えのメンテナンスコストを抑えられるのもメリットの一つ。凹凸の少ない外壁は、ひび割れが出にくい傾向があり、補修工事が必要なく、最低限の費用で外壁塗装が可能となります。

シンプルな家は、内装も余計な色や素材を使わないため、比較的どんなインテリアにも合わせられます。インテリアもできるだけシンプルなものを集めるのが、ポイント。アクセントにカラーや素材を変えたものをひとつだけ入れるとイメージがガラッと変わります。

内装がシンプルなので、自分好みのコンセプトに合わせて、さまざまなインテリアを楽しめるのもメリットです。

ミニマムな暮らしとは本当に必要な物だけで暮らすライフスタイルのこと。シンプルな家は、無駄がなく、必要最小限の物で暮らすミニマムライフにぴったりです。収納や家具などにもこだわり、物があるべき場所に収まるのもポイント。スタイリッシュでおしゃれな生活が実現します。

もともと間取りをシンプルにつくっていれば、子どもの成長や高齢者になり介護が必要となった時に、ある程度の間取りを変えられるというメリットもあります。最低限の壁や設備を基本としているので、家族が増えたら個室を増設したり、収納を増やしたり、介護のためにバリアフリーにリフォームすることも可能です。長い目で見て、ライフスタイルに合わせられるのは良い点です。

せっかく家を建てるのであれば、周囲の住宅や街並みに合わせられると、素敵な佇まいになります。住宅地に新築住宅を建てるとなると、隣との距離が近くなる可能性も。外観もシンプルでスタイリッシュな家を建てることで、近隣の家ともデザインのバランスが良くなるのもメリット。外壁塗装のリフォームをする際も、シンプルな形状の外観だと、カラー選びがしやすく周りとの調和がとれます。

物がきれいに片付いていないと、生活感が感じる家に。スタイリッシュな部屋にするために、常に片付いている部屋にするというのも、手間がかかりますよね。ウォークインクローゼット、ファミリークローゼットのように、大容量の収納スペースを設置すれば、すぐに片付けができます。収納を一箇所にまとめてみてください。片付けがしやすいだけではなく、収納したものの場所がすぐにわかるので便利です。

家の外観をシンプルにするには、屋根の形にもこだわりましょう。水平な陸屋根は、シンプルモダンにおすすめの屋根。スタイリッシュな箱型の家を実現できます。三角屋根や片流れ屋根もおすすめ、外観がシャープなイメージになります。片流れ屋根は、室内に吹き抜けを設けるなど、デザイン性のある間取りにもなりますよ。

光と影の演出は、シンプルな家のデザイン性を高めます。照明もおしゃれにこだわることで、より快適な住まいに仕上がります。天井に埋め込むタイプのダウンライトは、圧迫感がなく、シンプルな家にぴったりです。スポットライト、ブラケットライトも間接照明として明るさにメリハリがつけられます。デザイン性のある照明器具を、アクセントに取り付けると、よりおしゃれな空間に。

電球の色も光をつくる重要な要素です。暖色系の照明を選ぶと。落ち着いた空間づくりができ、ホテルのようなラグジュアリーな雰囲気づくりができます。

シンプルな内装や外観なので、窓の配置にこだわることでよりおしゃれな家づくりができます。たとえば、窓の形は縦長、横長、スクエアがあります。窓の種類も、引き違い窓だけではなく、すべり出し窓、上げ下げ窓、FX窓などシンプルでおしゃれな形状があります。さまざまな形状の窓を組み合わせて、光を取り込む工夫をしましょう。ただし、あまりに窓を多く設置してしまうと、シンプルさに欠けてしまいます。窓もバランスよく、必要最低限に設置する工夫が必要です。