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2023/10/30

平屋の洗濯物はどこに干す?ウッドデッキやランドリールーム洗濯物を干すのにおすすめの場所をご紹介

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1階のみの平屋は、洗濯物を干す生活動線をつくりやすいと人気があります。限られたスペースで家のどこに干せばよいの?ウッドデッキを設置するべきかと悩む方も多いはず。この記事では、平屋住宅で洗濯物を干すのに適した場所やポイントをご紹介します。


平屋で洗濯物を干すにはどんな場所が適している?


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ワンフロアに生活スペースを設ける平屋の注文住宅は、生活動線が整いやすくスムーズと人気があります。バリアフリー性があり、階段を昇って洗濯物を2階のベランダに干しに行く必要もないので足腰に負担がかかることはありません。大人はもちろん、子供にも高齢者にも生活しやすいのがメリットです。

 

一方、平屋は、生活スペースを設ける建て坪を確保できる土地の広さが必要です。周りの環境によっては、日当たりや風通しが悪くなる可能性もあるため、対策をしなければなりません。また、一階の部分に洗濯物を干すということはプライバシーを守りたい方にとって、防犯の面も含めて注意が必要となります。

 

平屋にはメリットとデメリットがあり、住みはじめてからトラブルや悩みがでない様に、ポイントをおさえておくことが重要。洗濯物を干すスペースに適した場所を、事前にわかっていれば計画はスムーズです。

ここからは、平屋で洗濯物を干すにはどのような場所が適しているのかを解説していきます。


風、光が当たり砂が入りにくい場所



洗濯物を干す場所は、よく乾く場所というのが第一条件です。日が当たり、風通しの良い場所は、洗濯物が乾きやすいため家事の手間が少なくなります。

 

また、平屋は2階に比べ地面に近い場所に洗濯物を干すことになります。そのため、下が地面となる場合は、砂が洗濯物につきやすくなります。風向きによっては、砂埃が入ってくる場所だったり、道路に面していて砂が入りやすかったりとさまざまな条件が考えられます。そのため、砂ができるだけ入りにくい場所に物干しスペースを確保するのが大切。

 

洗濯物が乾きやすく、きれいな状態で洗濯物を取り込める場所がおすすめです。


プライバシーを守れる場所


平屋を建てる上で、悩まれるのが「プライバシーを守れるか」という問題だと思います。

道路や隣の家に面した住宅であれば、玄関や窓から家の中が見えないかということも大切ですが、意外と忘れがちなのが洗濯物が外から見えにくいかどうかという点です。

 

せっかくなら洗濯物も日当たりの良い屋外で、安心して洗濯物を干したいですよね。洗濯物を干す場所をつくるのには、プライバシーを守れる場所かどうかという視点を持った家づくりが大切です。



洗濯物を干すのに必要なスペースのある場所



洗濯物を干すには、洗濯量に合った必要なスペースを取れる場所を選びましょう。十分なスペースがあれば、洗濯物の間隔をしっかりと開けて、風通しよく干せます。日光も洗濯物にしっかりと当たるので、乾きやすいです。

 

また、家族分の洗濯物を干せるスペースがあるがどうかも確認しましょう。洗濯物は、主に日々使う衣類や下着、タオルだけではありません。日によっては、布団カバーやクッションカバー、キッチンマットや子どものお稽古、部活のユニフォームもあります。

 

日常の洗濯とプラスアルファの洗濯物を干す場所が、確保できる場所を考えましょう。



家事動線がスムーズにできる場所



洗濯物を干す場所は、洗濯機から洗濯物をかごに入れて運び、洗濯物を干す場所までスムーズに移動できる場所がおすすめです。

 

洗濯は一日一回というわけにはいかず、数が多い時は洗濯機から干す場所まで、何往復もする必要があります。

繰り返し行う作業は手間と時間がかかります。そのため、洗濯を干す場所は家事動線がスムーズにできる場所にしましょう。


リビングから洗濯物が見えにくい場所


リビングやダイニングは南に面した場所につくり、日当たりがよく風通しのよい場所に大きな窓を設けるのが一般的。洗濯物も、日当たりが良く風通しの良い場所が最適と考えると、どうしても場所がバッティングしてしまいます。

 

リビングやダイニングから洗濯物が少しでも見えると、生活感が出やすくなるのも難点。来客の際に、洗濯物が見えてしまうというのはなるべく避けたいですよね。

 

そのため、洗濯物を干す場所は外だけに限定せず、室内の別の場所で干すことも考えましょう。浴室乾燥や洗濯の作業を一括で行えるランドリーのルームなどもおすすめです。


平屋で洗濯物はどこに干す?

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平屋で洗濯物を干す場所を考えるのには、さまざまなポイントがあることがわかりました。最適な場所を考えた上で、具体的に平屋のどのような部分に洗濯スペースを設けたらよいのでしょうか。



ウッドデッキなどのテラス部分



平屋にウッドデッキを設置してテラスをつくれば、洗濯物を干す場所が確保できます。

太陽光が当たり、風通しの良い場所であれば最高に気持ちの良いテラスとなります。

 

周囲から洗濯物への視線が気になるようであれば、目隠しフェンスを設けるのもおすすめ。フェンスはすき間のあるタイプだと、風が通りやすく洗濯物が乾きやすいですよ。



中庭をつくる



中庭を設けることは、平屋全体の日当たりや風通しをよくするためにもおすすめ。洗濯物を干すスペースにも適しています。平屋の中心に中庭をつくるロの字タイプなら、道路や家の前の建物からも洗濯物は完全に見えることがなく、囲まれたプライベート空間なので安心です。

 

ただし、中庭はリビングや玄関に面することが多いので生活感が出ないよう、干す場所を工夫してください。洗濯スペースにプラスして趣味やガーデニングの場として利用したい時は、より広くスペースを取る必要があります。

 

中庭を設置するのは、価格が高くなります。費用が予算内におさまるようにプランニングしましょう。


ランドリールームをつくる


ランドリールームとは、洗濯物を「洗う、干す、畳む、片付ける」という作業を一括でできる洗濯室のこと。洗濯後すぐに物干しができるように、洗面所の周囲やファミリークローゼットなどの近くに設けるのが一般的です。

 

ランドリールームをつくるメリットは、何といっても洗濯が非常にスムーズにできるということ。雨の日でも、気にせず洗濯物を干すことができます。

 

ただし、ランドリールームは、部屋に洗濯物を干すため、湿気がたまりがち。掃き出し窓や換気扇をつけるなど空気循環をよくしましょう。


サンルームをつくる


サンルームとは壁天井をガラスなどの透明パネルで覆い、庭にせり出して建築した部屋のことです。ガラスの天井と壁とで、太陽の光をたくさん取り込めるので植物を育てることができるのも魅力。

 

平屋にサンルームをつくれば、効率のよい洗濯干しの場所として活用できます。一部の窓を開けて風の通り道をつくることも可能です。直接外の風を洗濯物に当てられるので、乾きやすくなります。

 

ガラスはすりガラスを選べば、プライベートも確保できます。コンクリートでしっかり基礎を設置しているので、気密性も十分です。外観もおしゃれに見えますよ。

 

サンルームはリフォームやリノベーションでも設置可能ですが、新築住宅の設計の段階で計画する方がスムーズです。


乾燥機を使用する


平屋の屋外やランドリールームに、洗濯物を干す場所をつくるのが難しい場合は、乾燥機を導入するのも手です。最近では、電気式だけではなく、ガス式の乾燥機も人気。大容量の洗濯を短時間にふんわりと仕上げ、除菌もできる性能があります。購入する価格は高くなりますが、保証なども確認した上で新築時に設置するのもアリです。

 

乾燥機を洗濯機と一体型にすれば、さらに洗濯の手間をはぶけます。


これもあると便利!平屋の洗濯

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洗濯干しスペースが確保できたとしても、屋根のない場所では、雨の日は屋内で洗濯物を乾かさなければなりません。雨の日が続く季節は、洗濯物が乾きにくいですよね。そのため、室内で干す場所をなるべく多く確保する必要があります


部屋干しスペース



天井や壁に専用の器具を2つ取り付けて、物干し竿を通すことで、リビング、和室、寝室などを物干しスペースとして活用する方法があります。使わないときは、収納しておけるタイプもあるので、雨の日のみ使用することが可能です。

 

部屋干しは、エアコンの除湿機能を使用して乾燥するのが効率的。できれば、エアコンの風が当たる場所に部屋干しスペースを設置するのがおすすめです。

 




浴室乾燥


浴室乾燥とは、浴室内に洗濯物を干して乾燥させる機能です。浴室を設置する際やリフォーム時に、機能として備えつけられているケースが多いです。浴室乾燥機なら、部屋の換気や除湿をせずに干せますが、スペースが狭いため、あくまでも雨の日や臨時に使うのがおすすめです。

 

また、浴室乾燥を使用している間は、浴室の使用ができないのも注意。浴室乾燥機を使用する時間を決めておくと効率的です。


平屋で効率よく洗濯をするポイント

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平屋で効率よく洗濯をするにはどのようなポイントをおさえればよいのでしょうか。


生活動線を考える


洗濯は毎日欠かさず行うものであり、ストレスなく洗濯できるのがベストです。そのためには、生活動線をしっかりと考える必要があります。洗濯して干す、次に畳んで片付けるという作業がスムーズにできる動線を考えましょう。

 

生活動線は、平屋の間取りづくりもポイントのひとつです。施工を依頼する工務店に詳細を確認しながら、計画を進めましょう。


洗濯を干せる場所を確保する


メインで使う物干し場所に加えて、部屋干しスペース、浴室乾燥とできるだけ多くの洗濯を干せる場所を確保しましょう。スペースがあればあるほど間隔をあけて洗濯物を干せるので、乾きやすくなります。雨が続いてなかなか洗濯物が乾かないときも、洗濯を干せるスペースが多い方が重宝します。

 

日常で、想定する洗濯量以上の物干しスペースを確保しておくと安心です。



洗濯用品を収納する場所をつくる


洗濯を干すスペースを多く確保した際には、同時に洗濯ハンガーや洗濯スタンドが必要となります。洗濯を干していない間は、ラックなどに洗濯用品を収納しておくことで家が散らからず生活感も出ません。来客の際も、洗濯用品をさっと片づけられるスペースを確保しておくととても便利です。

 

洗濯用品の収納場所は、なるべく洗濯物を干すスペースのそばに設置しましょう。専用ラックや、クローゼット、小上がりがあれば収納スペースなども活用できます。



中庭のある日当たりのいい平屋を実現【施工事例】


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平屋におしゃれな中庭を設けた施工事例です。中庭が中心にあるのでどこにいても明るく広々とした空間が広がります。リビングには「エコカラット」を設置し、快適な湿度を保つ工夫をされています。


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中庭を中心とした間取りでも、洗濯スペースなどの家事動線は複雑にならない様にしっかり確保。オーナー様こだわりの家が完成しました。

(富山市 株式会社すまいるほーむ 施工事例より)



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ライフスタイルを考えた洗濯干しスペースをつくろう|まとめ


今回は洗濯を干すスペースについて、平屋の特徴をおさえながらさまざまな設置場所をお伝えしました。

 

洗濯は毎日行わなくてはならず、長く快適に暮らしていくためには、いかにスムーズに作業できるのかがカギです。平屋スペースを有効活用し、最適な物干しスペースをつくれるだろうかと心配に感じる人もいるはずです。

 

後悔しないためにもハウスメーカーや施工店舗に相談して疑問点は解決しましょう。

 

インターネット検索で、施工会社のサイトのページにアクセスし、お役立ちコラムや関連の情報を探すのも良いですよ。施工実例の掲載された本を読んだり、無料カタログを請求したりと多くの情報を探してみましょう。自分の理想の住宅の施工実例を見つけることもできるかもしれません。

 

お住いの地域のモデルルームに行ってみるのも良いでしょう。生活していく上での、イメージがわき自分に合った家づくりがしやすくなります。

 

ぜひこの記事を参考に、より暮らしが快適になる理想のMy homeを実現していただけたらうれしいです。


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