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2023/08/27

平屋をおしゃれでモダンにする間取りやポイント|注文住宅の外観や内装のデザイン実例についても解説

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\平屋モデルハウス見学会実施中/ 断熱性能は北海道基準Ua値0.46をはるかに上回る0.34 夏は涼しく冬は暖かい、快適な平屋を体感しませんか?


「おしゃれでモダンな平屋住宅を建てたい」と憧れを持っている方は少なくないはず。でも、平屋はワンフロアに生活空間を設けるので、うまくプランニングできるのか不安に思う方もいるでしょう。今回は、平屋をおしゃれでモダンにする間取りやポイントを解説。外観や内装のデザイン実例もご紹介します。スタイリッシュで過ごしやすい平屋を建てたいと考えている方は必見です。


平屋のメリットって何?

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平屋は、1階建てのフラットな空間というイメージを持っている人が多いと思います。じつは平屋はそれだけではなく、多くのメリットがあり家づくりをする上で大切な要素が盛り込まれています。ここからは平屋のメリットをご紹介。平屋の検討をしている方はもちろん、2階建てや3階建ての検討をしている方も参考にしてみてください。


バリアフリー性がある


平屋は1階の住宅なので基本的に階段がありません。そのため、ワンフロアにフラットでシンプルな空間がつくれます。デザイン性にこだわりたい方にはおすすめ。

 

また、子育て中の方は、階段がないことでお子様の落下を防げるのも良い点。年齢を重ね体力が衰えた際も、階段の上り下りで苦労しなくて済みます。フラットなフロアで暮せるので、高齢の方の移動がしやすく、転倒防止にもなります。



家族と程よいスペースが確保できる


平屋はワンフロアにすべての生活環境が整います。そのため、家族は同じフロアで常に過ごすことになります。部屋をわけたとしても、家族全員で顔を合わせる機会があり、程よいスペースが確保できるのもメリットです。


高天井で開放的な空間に


平屋は、2階建てに比べ天井の高さの自由度が上がります。住宅は、高天井を設けることで開放的な空間に。平屋は、ワンフロアのため土地によっては、横に長くなるので高天井建築は、建物全体のバランスもよくなります。

 

天井が高いと、より高い位置から部屋に光が差し込むので、明るい部屋になりますよ。しっかりと採光できる家は、気持ちや体も元気に暮らせるはずです。


生活動線の効率化ができる


ワンフロアに生活スペースがすべてそろう平屋は、生活動線も効率的。とくに洗濯物は、階段を使わずに1階で干せるのは便利です。

 

2階に、寝室や子供部屋などがあれば、掃除するにも階段を使う必要があります。平屋で子供部屋が1階にあれば、家事をしながら様子を見ることができるので安心です。

 

平屋は生活動線がよく、暮らしやすい家になります。


コンパクトな間取りなので生活しやすい


平屋のメリットのひとつとして、コンパクトな間取りで生活しやすいことがあげられます。夫婦2人世帯などの部屋数をあまり必要としない家族構成の場合は、シンプルな空間で無駄のない生活ができます。ミニマリストな生活を大切にしたい人にも平屋はおすすめです。


地震や台風に強いといわれている


地震や台風に強い構造という点も、平屋のメリット。平屋は、2階や建てや3階建てのように高い建物ではないので、地震の時に大きな揺れを感じないです。

 

また、平屋は壁の面積が少ないので、台風や暴風などの影響を受けにくいといわれています。

 

暮らしていく上で安全を保てるのも平屋の良い点です。


平屋のデメリットと解消方法

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平屋にはメリットがたくさんありますが、デメリットもあります。デメリットを理解して、新築住宅を計画すれば対策も可能。ここからは、平屋のデメリットと解消する対策をご紹介します。


平屋は広めの土地が必要


平屋は、1階部分のみとなりますので、2階の戸建てと同じ床面積を建てるとなると、土地も2倍必要になります。生活空間だけではなく、ガレージや玄関の土間スペースも広くとりたい方もいるはず。広めにスペースを確保した快適な暮らしをするためには、その分広めの土地が必要です。

 

土地には、敷地面積に対する建築面積の割合である建ぺい率が決められているので、その敷地いっぱいに新築住宅を建てられるわけではありません。建ぺい率は、用途地域やエリアによって、決められているので必ずチェックしましょう。不明な点は、市役所や都市計画課に電話や施工会社に問い合わせて確認すれば教えてくれます。

 

また、平屋を囲む周囲の住宅が高い建物の場合、広めの土地ではないと日当たりが悪くなります。日当たりは、暮らしやすさにも関わること。土地を選ぶ際は慎重に行ってください。



収納場所が少なめ


平屋は、2階建て住宅と違い床面積狭くなり、収納場所が少なくなります。スタイリッシュでコンパクトな室内を作ったにもかかわらず物があふれているのはもったいないです。平屋には、限られた空間を工夫して収納スペースを確保するコツがあります。天井と屋根の空間を活用した小屋裏収納や、床下収納、ロフトへの収納、スキップフロアを活かした半地下収納などを設置して、物の置場を確保します。家族で共有できる大きなクローゼットを作るのもおすすめ。

 

建物をプランニングする前に、「なにを?どこに?」収納するかイメージしておくとよいですよ。物を収納スペースや家具に入れるなど、細かく決めておけば、間取りも計画しやすくなります。


床下浸水の対策を考える必要がある


近年、台風や線状降水帯などの影響で多くの雨が降り、床上、床下浸水の被害が多発しています。平屋の場合、まずは市町村のハザードマップをチェックして、水害の起こりにくい土地選びをしましょう。また、施工店舗基礎の高さをぎりぎりまで高くできるか相談し、検討してみるのもありです。

 

また万が一浸水してしまった時のことを考え、小屋裏やロフトの窓から避難できる動線を確保しておくのもよいでしょう。


日光が当たりにくい

平屋は、建物の周辺環境によっては、日光が入りにくくなるのがデメリット。平屋は、太陽の光を取り込む工夫が必要です。屋根の勾配を利用した吹き抜けや天窓を作ると、高い位置からの自然光を取り込めます。平屋の中心に中庭があると、そこに面したすべての窓から光が差すので、日光が入りやすくなります。間取りや窓の配置を工夫するだけで、十分な日光を取り込むことができます。

風通しが悪くなることもある

平屋の周辺環境によっては、窓から風が入りにくくなります。たとえば、平屋が、2階建てや3階建ての家に囲まれている場合は、風通しが悪くなりがち。風通しが悪いと、湿気がたまりカビやダニが繁殖しやすくなります。熱もこもりやすくなるので、暑さ対策も必要です。

建築費用が高め


平屋は建築費用が高めになることもデメリット。平屋はワンフロアのため、延べ床面積は広めにとることが多く、その分工事単価が高いといわれる基礎の費用が高くなります。2階建てと比べ、屋根の面積も大きくなるのでその分費用が高くなり、坪単価も上がるのです。

 

収納対策や日当たり対策のために、小上がりや中庭テラス、吹き抜けを作るとなるとさらに価格が上がるので、負担のないように計画していく必要があります。


おしゃれでモダンな平屋のテイストについて

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近年、おしゃれでモダンスタイルの平屋の人気が高まっています。モダンな平屋は、外観や内装のテイストのバリエーションが豊富。自然素材を使ったナチュラルモダンテイストや畳を使用した和モダン、モノトーンカラーでスタイリッシュに外観や内装をアレンジしたシンプルモダンなどがあります。それぞれのテイストに良さがあり、自由に選択するのも家をつくる楽しさです。自分の理想のテイストを見つけ、バランスのよいおしゃれな平屋を計画してください。



ナチュラルモダン


「ナチュラルモダン」とは、自然素材取り入れながらも、シャープでスタイリッシュなモダンテイストの平屋です。

 

ナチュラルテイストと相性のよい白色を基調としたカーテンをつけたり、建具を設けたり、タイルを貼ったりと、カフェのような一角を作って趣味を楽しむスペースにしている人もいます。木目を使用すると温かみがでるので、子育て世代にも人気が高いです。

和モダン


「和モダン」とは、モダンテイストに和の要素を取り入れた平屋のこと。伝統的な和のデザインや、畳を敷いた和室、木製のドアを組み合わせた内装も人気です。落ち着いたカラーの外観にすれば、趣のある演出ができます。和の雰囲気は、ゆったりと過ごせるので幅広い世代に人気があります。


シンプルモダン

「シンプルモダン」とは、黒と白、グレーのモノトーン配色や無機質な素材感を使用したシャープでクールな平屋のテイスト。シンプルで無駄をはぶいたスタイリッシュな生活を目指したい方におすすめです。

おしゃれでモダンな平屋の特徴

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そもそもモダンなデザインの平屋とはどのような特徴なのでしょうか。直線的なデザインや、素材、間取りについてもさまざまな意匠があります。


直線的なデザイン


モダンとは、直線的な形状を基調としたデザインのこと。外観は、直線的なイメージに設計されます。内装は、シャープでシンプルな直線を多用し、無駄なものをはぶいたスタイリッシュな雰囲気に仕上げます。



自然素材を活かした家づくり

平屋は、日本家屋としても馴染みのある一戸建て住宅です。内装に自然素材の無垢の木材や漆喰を使い、和風の要素やナチュラルな要素を取り込んだ空間もモダンな平屋の特徴。日本家屋の温かみのある空間は、気分も安らぎたっぷりとくつろげる住まいになるはずです。



中庭で外構を景色として取りこむ



平屋の中心に中庭を設け、外構を景色として取り込むのもモダンな平屋の特徴のひとつ。庭には、シンボルツリーを植えたり、ガーデニングをしたりと、植栽をすることで室内の窓から自然を感じられます。

 

部屋からつながる中庭の床をウッドデッキにし、フラットにすれば部屋と屋外の変化がわかりづらくなります。室内と中庭が自然につながっている形に見えるので、じっさいの奥行き以上に広く見えるというメリットも生まれますよ。


平屋をおしゃれでモダンにする方法

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限られたスペースを有効活用する必要のある平屋。おしゃれでモダンな平屋に仕上げるには、家の外も内もすべてをバランスよく設計することが大切です。ここからは、間取りや外観、内装の工夫について解説。平屋をよりハイセンスにする方法をご紹介します。

間取りにこだわる


おしゃれモダンな平屋というとデザイン面に目が行きがちですが、じつは間取りも重要。

開放感のある間取りは、すっきりとした空間を作りだします。そのためには、壁や仕切は最小限に。圧迫感がなくなり、生活動線も格段によくなります。

 

リビングやダイニングに小上がりを設置すれば、壁や仕切がなくてもメリハリのある空間づくりができますよ。吹き抜けリビングを作ると、天井が高くなり明るく開放感のある室内になります。


外観を工夫する


おしゃれでモダンな平屋は、外観も工夫されています。ホワイトカラーで外壁を塗装し、木目素材をアクセントにした住宅。無機質な金属の風合いのガルバリウム素材を使用したブラックを基調とした住宅。外壁の工夫も多種多様です。外壁はカラーと素材を基調に統一感を意識しましょう。

 

外構にはシンボルツリーやガーデニングを施せば、いつでも自然を感じるモダンな平屋が完成します。

 

屋根は、勾配のある片流れするのもおすすめ。高さが出てシャープな印象の外観に仕上がります。室内には光が入り、明るい空間に。屋根に勾配をつけることで、小屋裏収納スペースも確保しやすくなり一石二鳥です。


内装を工夫する


内装は、壁クロスや床材、建具やインテリアを工夫して「モダン」をつくりましょう。たとえば、モノトーンカラーに、無機質な素材、自然素材を取り入れるとハイセンスな内装になります。

 

また、LDKの一部分をインダストリアルなイメージにするとかっこいいイメージになります。とくにキッチンはフラットな部分を空間分けできるので、カウンターをモノトーンカラーに、床や壁をタイル張りにするとおしゃれに演出できますよ。照明を無機質なイメージにするとさらにスタイリッシュになります。

 

内装は、モダンな雰囲気を作り出す要です。注文住宅の施工アイデアやカタログを見て、デザインのシミュレーションをしておくのも大切。ショールーム見学やハウスメーカーのホームページで、施工事例をもとにしたキッチンや洗面所などの水回り、ドア、窓、フローリングや階段、照明など内装に関わる情報を入手できます。印象に残った事例や商品の型をピックアップしておけば、施工店舗にイメージを伝えやすくなります。


中庭のあるおしゃれモダンな平屋の施工事例

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中庭を中心とした平屋でどこにいても明るく広々とした空間を実現した施工実例です。


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リビングには、快適な湿度を保つ調湿機能とデザイン性のあるエコカラットという壁を設置しインテリアにもこだわりました。温かみのある木目の素材とシャープなデザインで、モダンな内装になっています。

 

中庭を中心とした間取りでも、生活動線は複雑にならないようにしっかり確保し、こだわりの家が完成しました。



(富山市 株式会社すまいるほーむ 施工事例より)




おしゃれモダンな平屋で生活を豊かに|まとめ

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今、デザイン性にすぐれたモダンな平屋は、幅広い世代に人気が高まっています。生活動線がしっかり確保されるのはもちろん、自分のこだわりをとことん追求し、ライフスタイルに合わせた家づくりができるのも魅力です。

 

メリットも多い平屋ですが、デメリットもあり、防犯面を心配される方も少なくないです。不明な点は、施工店に問合せしましょう。

 

モダンな平屋建築を計画する際は施工会社のホームページで、無料のカタログや資料を請求したり、モデルハウスで行われるイベントを予約して行ってみたりと情報の収集を積極的に行いましょう。工事の流れや保証内容などを、電話で詳しく聞いてみるのもおすすめです。工務店のホームページにある施工事例のブログ一覧から、平屋関連の記事や好みの雰囲気の実例を探してみてもよいでしょう。

 

ぜひこの記事を参考にしてみてください。


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